地域の資源(たから)をブランドに

 森町には、人を惹きつける地域資源、地域のたからがたくさんあります。

 これらをもっと活かして、産業を振興し、活性化することが必要です。

 

 

 お茶、レタス、スイートコーン、コメ、治郎柿、クラウンメロン、などの森町の誇る特産品のさらなるブランド化を支援するため、行政による認定制度が考えられます。

 県道掛川天竜線沿いに道の駅のような特産品の直売所をつくり、小規模農業者の支援、6次産業化への支援も考えられます。

 また、シンガポールや台湾などの海外市場の開拓を希望する民間事業者への支援も積極的に行政がやるべきだと考えます。

 

 

 林業では、間伐事業を継続して促進し、山林の環境を守っていきます。

 山林は所有者の財産ではありますが、水源涵養林として、水の源を守り、大雨による洪水を防ぐことで、流域全部の住民が恩恵を受けています。

 三倉地区、天方地区は、森町全体を守る、森町の財産であると言えます。

 私は、三倉地区、天方地区を大切にします。

 財産である山林を守るため、FSCなどの森林認証の取得についても研究してみたいと思います。

 

 

 県の内陸フロンティアを拓く取組により、森町では3地区が指定を受けています。

 このうち、中川下工業専用地域周辺では企業誘致に向けて、進入道路の整備が進められています。

 今後、スピード感をもって事業を進め、企業誘致に結びつけます。

 また、他の地区や町内にある遊休土地についても、町長自ら積極的にセールスをし、企業を誘致していくよう、取り組んでいきます。

 

 

 商業の振興では、オープンデータの活用を検討します。

 国や自治体が持っている莫大な量の各種データを民間に提供し、経済活動に役立てていくもので、総務省も推進しています。

 

 また、商工業の振興の一環として、商工会への補助金、助成金のあり方も、町と商工会とで協議しながら、検討していきます。

 

 

 地域資源を活用した移住、交流も進めていきます。

 最近、都市で生活している人の中には、田舎暮らしに興味を持つ人が増えています。

 森町の豊かな自然と、新東名のインターチェンジが2つあるという交通の利便性を活かし、移住者の受け入れ、人の誘致を積極的に進めます。

 そのためには、受け皿を用意しなければなりません。

 中山間地域だけでなく、町内全域の空き家を調べ、持ち主に貸し出しまたは売却の希望を確認します。

 移住を促進するため、空き家の持ち主や借りる人に対するリフォームの助成など、新たな補助制度が必要だと考えます。

 

 

 内陸フロンティアで県は森町に、「創造的田園居住エリアの形成」モデルの創出を期待しています。

 新東名を使えば、浜松や静岡はもちろん、愛知県内まで通勤可能です。

 この利便性と豊かな自然を活かし、所得の高い人たちをターゲットに、広い敷地にゆったりとした一戸建てを建設する「優良田園住宅」への取り組みも検討してみたいと思います。

 そして、森町の材木を使い、森町の業者が設計、施工するモデル住宅のコンペなど、森町らしい住まいの研究にも、取り組んでみたいと思います。

 

 

 観光面では、ICTを活用して情報を発信、収集し、時代に合った観光振興を進めます。

 たとえば、アクティ森を中山間地域の情報発信地とし、アクティに行けば三倉、天方地区のことがわかるようにし、南部からの観光客を呼び込みます。

 アクティ森には、今まで以上に地域の核としての役割を果たしてもらうよう、続けて支援していきます。

 小國神社からアクティ森、かわせみ湖にいたるルートにいくつかの拠点を整備し、観光客の周遊を促進します。